活版印刷

活版印刷とは、活字を組み合わせて作った版でする印刷の事で、いつ頃、どこで発明されたか、詳しいことは分かっていない。

活字自体は、かなり早くから発明されていたようだが、活字を並べた組版による印刷では、11世紀、北宋の工人畢昇の名が知られる。これは 沈括(しんかつ)による『夢渓筆談』に記されているもので、それによれば、彼は1041年 - 1048年頃に、膠泥活字を用いて、これを行ったという。また、元代の人王禎の『農書』(1313年)には、木活字3万余字を作り、これらを彼の設計による回転活字台に韻によって並べたこと、それを用いて印刷したことが記されている。以上のことから、活版印刷術は、どうやら中国において、最初に発明されたものらしい。

活版印刷をする際には、まず印刷しようとする原稿と、印刷に必要な活字を用意する。ただし和文の場合は文字が膨大に存在するため、あらかじめ文選しておく。その後、適切な活字を選択し、インテルなどとともに原稿に従って並べる。組版ステッキ上に並べていき、数行ごとにゲラに移しながら版全体を作り上げていく。版全体が組み上がったら、バラバラにならないように結束し、校正刷り・ゲラ刷りの後、間違いがなければ印刷機に取り付けて印刷する。印刷後はインクを落とし、活字ごとに版をバラバラにして片付ける。

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